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2008.04.18

第7回わがまちフォーラム 盛況

Forum_7_naito_80411  4月11日、浜田山会館ホールで、第7回「わがまちフォーラム」が開かれました。「三井グランド環境裁判」弁護団・内藤隆弁護士の講演と、高井戸東2丁目在住のピアニスト・高橋舞さんによるミニコンサートに心癒される一夜となりました。

実体判断を回避することは許されない

 内藤弁護士は、「道路の安全通行と住民の権利」と題して講演。特殊車両認定処分取消し請求で東京地裁の杉原則彦裁判長が出した判決(3月19日)を解説する形で話されました。住民に「訴えを起こす権利がない」とした「原告適格なし」の判決は、「玄関の中に入れなかった」極めて不当なものだが、まったく「定番」の表現しかできていない。原告側が提出した大型車両の走行記録や鎌倉街道を傍若無人に走るダンプのビデオ等をみているだろうに、その実態を判断しなかった。車の間を住民がぬうようにして歩いているし、実際に事故にもなりかけた。事故が起こったとき、裁判所はどう責任を取るのだろうか。道路法および車両制限令の規定は、住民の個人的利益も保護するものであること、歩行者保護の観点からの車両制限の通達もあることなど、法令を全体的に判断するなら、住民が原告適格を有しているのは明らかである。実体判断を回避した司法は許されない、と批判されました(写真:講演する内藤弁護士)。

住民の原告適格を認めた最高裁大法廷判決は、取り消すことが出来ないもの

 上條弘次弁護士から特殊車両認定処分取消し請求の控訴の報告がされた後、「三井グランド環境裁判」について斎藤驍弁護団長が報告。小田急高架裁判で「周辺住民に原告適格がある」とした最高裁大法廷判決(15人の裁判官全員一致)は、取り消すことが出来ないものであることに自信を持って欲しい。杉原裁判長の今回の判決文に、昨年9月の「決定」で書き込んでいた「反射的利益にすぎない」という言葉が消えている。さすがにこの表現が使えなかった。ここに彼らの弱点がある。自信を持ってたたかっていこうと呼びかけられました。

名曲の数々にうっとり

Forum_7_piano_80411  高橋舞さんのピアノ演奏は「音楽de世界旅行」と題して、自身が撮った写真をスクリーンに映し出しての解説付き。バッハやシューベル
トの名曲に大きな拍手が送られました。ヤナーチェクのピアノソナタ「1905年10月1日、街頭にて」は、チェコがオーストリアから独立する時の出来事。ブルノで起こった民族蜂起で、デモと軍隊が衝突して青年労働者が射殺されたことへの怒りがこめられています。ラヴェルの「水の戯れ」は、噴水のような美しい水の動きを調べにしたもの。みなさん、目をつむって暫しうっとり。感動の一夜となりました(写真:高橋舞さんの演奏に心癒されました)。

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