裁判長宛の要望署名に取り組みます
東京都と杉並区の“官製談合” ― 第6回口頭弁論で指弾
7月4日開かれた「三井グランド環境裁判」第6回口頭弁論で斎藤驍弁護団長は、「開発計画が出てきて以来の、東京都と杉並区と三井不動産の交渉・協議の実態が明らかになってきた。二つに分けた土地区画整理事業、これを一体にする地区計画、建ぺい率・容積率・高さ制限の緩和、4区画に分けた一団地認定等、11もの行政処分のモザイクの実態がようやく分かってきた。それは、まさに“官製談合”といえる、と厳しく指弾された。
「7月27日結審、9月判決」と裁判長が提示。原告側は留保
杉原裁判長は「初弁論以来1年が経過し、双方の論点も分かってきた。7月27日に結審、9月判決としたい」との日程を示してきた。斎藤弁護団長は、「原告の証明した事実が証拠採用され、審議を尽くした結論が導かれるなら結構だが、行政訴訟は民事や刑事と違い、早ければ良いというものではない。拙速な判決であってはならない。“官製談合”の実際を解明するために、証人尋問も要求していきたい」と力説。まず、杉並区都市計画審議会委員・石川幹子氏(学識代表=慶応大学教授)の陳述を請求された。裁判の日程に対しては、「留保する」と回答された。
いよいよ“最終局面”
弁護団が裁判所と折衝しますが、裁判が最終局面に入ったことは拭えません。口頭弁論後の報告集会で斎藤弁護団長は、「100点満点の成果を上げてきているが、それでは勝てない。最終盤、石川先生の陳述(緊急上申書)や追加証拠を出し200点満点まで押し上げたい」と、固い決意を表明された。
正当な判断が下されるなら、当然、行政は敗訴ということになりますが、各方面からの圧力も予想され予断は許されません。そこで、「審理を尽くし、公正な判決を求める裁判長宛の要望署名」に取り組むことになりました。2年前の「地区計画に対する意見書集め」の時と同じく、数千名が目標です。27日の結審(午後2時~、東京地裁)前に出さねばなりません。22日締め切りです。
〈署名のお願い〉
失われた大地は戻らない
お一人お一人の声を裁判所に届けます
東京地裁・杉原則彦裁判長宛て住民要望書にご署名ください
現在、私たち地域住民は、三井グランドの大規模開発を認可した杉並区長と東京都知事を相手に、「土地区画整理事業施行認可取消し」などを求めて、行政訴訟を行っています。
1年余にわたる裁判を通して、最低でも11もの行政処分のモザイクを組み立て、なにがなんでも三井不動産の意向に沿おうとした「官製談合」ともいうべき実態が明らかになってきました。・認可時点(平成17.12.1)では建ぺい率や高さは旧基準であり、それ以上の建築は違法、・グラウンドを北地区と南地区二つに分けた土地区画整理事業施行認可の違法、・北地区を都市計画決定していない違法、・北地区の公園を南地区で代替している違法、・環境影響評価法違反など、具体的な違法点が数多く明らかにされています。開発に伴う交通量調査、避難面積の資料、樹木調査すべては、三井不動産が作成したもので、環境アセス等、区が独自に調査したものは何もないことも判明しました。行政の無責任な実態が明らかにされているなか、東京地裁の杉原裁判長は7月末で結審したい旨述べています。正当な判断が下されるなら、当然、住民勝訴ということになりますが、各方面からの圧力も予想され予断は許されません。
そこで、「審理を尽くして住民の声を聞き届けてください」という要望書を、署名を添えて裁判所に提出します。ご家族お一人お一人、友人、環境を守り安全なまちをと願う全国の方々の署名を、お寄せください。
7月27日の口頭弁論前に提出せねばなりません。22日(日)締め切りといたします。
2007年7月8日 三井グランドと森を守る会、浜田山・三井グランド環境裁判原告団一同
下記より署名簿をダウンロードし、ご記入後、下記宛お送り下さい。
郵送先 浜田山・三井グランド環境裁判原告団
〒168-0065 杉並区浜田山2-9-5 由井方
署名簿はファックス(03-3247-8561)でも受付けます。
7月4日の第6回口頭弁論に、原告側が提出した「第6準備書面」がご覧いただけます。
下記よりダウンロードしてご覧下さい。
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