三井不動産の株主にアピール
6月28日、三井不動産の株主総会が開かれた東京・日比谷の三井ビル前で、「三井グランド環境裁判」をアピールしました。浜田山駅に8時20分集合。ラッシュの井の頭線と地下鉄を乗り継いで、三井ビル玄関前に集まったのは11人の猛者達。朝日生命ビル側正面玄関と日比谷公園側入口の二手に分かれて黄色の横断幕を広げ、株主宛の「訴え」(別掲)を配りました。
日頃浜田山の事務所にいる社員が、偵察と牽制のため姿を見せましたが、臆することなく、静かに品よく、ビラを手渡し続けました。大方は、すんなりと受け取ってもらえ、通行人も関心を示してくれました。数人が総会終了後まで残り、帰途の株主にさらにアピールを続けました。
三井不動産の株主のみなさんへ
あなたも環境破壊に手を貸すのですか
浜田山・三井グランド開発は、東京地裁で裁判中です
「三井高井戸計画」に基づく「パークシティ浜田山」開発の即時中止を求めます
現在、三井不動産(三井不動産レジデンシャル)は、三井グループの企業グラウンドであった東京・杉並区浜田山の「三井グランド」を潰し「パークシティ浜田山」と称するマンション建設を行っていますが、周辺住民はこれに反対して、東京地方裁判所に「土地区画整理事業施行認可処分取消し」などを求めて行政訴訟を行っています。
東京地裁では、三井高井戸計画の違法性をめぐって、5回の口頭弁論が開かれています。根幹をなす「土地区画整理事業施行認可」についても、具体的な違法点が幾つもあげられています。今事業の合法性にきわめて大きな疑義が出されているなかで、「パークシティ浜田山」開発を続けることは、良識ある企業の取るべき姿ではありません。
「企業経営は事業を興して利益を追求していくことを当然の責務としているが、貴重な住環境を破壊してまで行うことは、企業の社会的責任からみていかがなものか」とは、三井グループの総帥といわれた小山五郎氏が、生前、グランド保全を求める地域住民の署名簿に添えて、岩沙弘道社長に宛てた言葉です。
三井グループ企業が総力を挙げて守り続けた大地を、法を曲げてまで、なぜ今破壊しなければならないのか。人が快適に住む住まいづくりを目指すはずの三井不動産が、そこに住む多くの住民を敵に回してまで、しゃにむに開発を進める企業姿勢とCSR(企業の社会的責任)のあり方を、株主の皆様の一人一人に考えていただければと思います。
2007年6月28日
「三井グランドと森を守る会」
「浜田山・三井グランド環境裁判」原告団一同
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