「わがまちフォーラム」で温かい交流
2日の「第2回わがまちフォーラム」は80数人が集い、講演とマンドリン演奏を楽しみながら、環境を守っていく住民の想いを交流しました。西永福にお住まいの岡部明子さん(千葉大工学部助教授)が、「変わらぬ風景の中で暮らし続ける権利、そして義務」と題して講演。パワーポイントで映像を示しながら、スペインでの二つの再開発や代官山の再開発の手法と三井グランドの開発とを比較。行政の役割が「市民に奉仕すること」「私企業と交渉して市民の集団的利益を守ること」にあるならば、「緑のコリドーをもっと生かしたまちづくりができたはず」と、行政の弱点を浮き彫りにされました。「緑を売り物にするマンションほど、緑を破壊しているものはない」との指摘に、共感の声が上がっていました。
早くも見えた「街づくりの姿」
斎藤驍弁護団長は、三井グランド開発と下北沢の再開発、日赤・広尾のマンション開発の3つが、いま東京の環境裁判の中で注目されている。裁判はまだ3回目だが、早くも、なぜ南北二つの地区に分けて開発されるのかが明らかになってきたと指摘されました。区はこれまで、補助215号線は「部分的に整備するだけ」といい、住民の疑問に答えてこなかった。区が裁判に提出した文書を見ると、215号線は間違いなく北へ延びていく。その後、甲州街道へも延びていく。グランドの北半分は、浜田山駅周辺の中高層化と連動させると明確に書かれている。「まち」がガラッと変わっていく。高井戸から永福の範囲まで、非常に大きな影響を与える問題の序章であると強調されました。
一足早くクリスマス気分
第二部は、原告団の一員の市毛利喜夫さんが指揮者をされている「マリプローザ・マンドリンクラブ」の皆さんによる「世界音楽めぐり」を楽しみました。「カチューシャ」や「愛の讃歌」で心を癒し、「四季の歌」をみんなで歌い、「き~よ~し こ~の夜」と、一足早くクリスマス気分を味わいました。