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2005.06.24

前日に続き、皆さんからの手紙を紹介します

「守る会」には連日、電話、FAX、手紙、或いは直接、近隣の皆さんからご意見、アイデアが寄せられています。その中からいくつかをご紹介します。

・まだ子供達が小さくて集会には参加できませんが、三井グランドの6階建てマンションには、条例を緩和することも含めて反対しております
 マンションが浜田山・高井戸に建つようになり、高井戸中学校が図書館をつぶして拡張しなければならないということがあり、今回も影響を受けると思います。また敷地内に道路を設けるという案を聞いたことがありますが、踏み切りを渡ったり幹線道路に出る場合に、交通渋滞が生じると思います。
法的に高さ制限があるのにそれを緩和し、一方、周辺住民には、道路が狭いところは建て替え時にセットバックさせるやり方にも腹が立ちます。
小学校が校庭開放されているのに、野球・サッカーチームの練習で危なくて、一般の子供達が安心して遊ぶ場所も少ないです。グランドも是非入れてほしいです。未来をつくる子供達に冷たいのではと思います。9月の「地区計画」公告・縦覧期間には是非、意見書を提出できるよう、多くの署名を集めていただきたいと思います。
少ないですが、カンパさせて頂きます。署名が回ってくれば(意見書)、もちろん喜んでサインします。どうぞ住民の声が届きますよう、よろしくお願い致します。

・三井グランドのチラシいつも見ています
 朝はグランドの東側、帰りは西側を通勤路にしている者です。春は桜吹雪も見事な、区民のホッとする憩いの地帯です。
 ○建物は、周りのマンションの高さ以上にはしないよう。
 ○北側半分は住宅地にしても、南側は柏の宮公園と合体する感じで、テニスコートや池、散歩コース等にしてほしい。
 ○将来は人口が減る中で、今のうちに空間を確保して下さい。
住民集会に出たいのですが、日曜出勤のため出られません。一度意見を述べたくメモを送ります。がんばって下さい。

・三井グランドを残したい
 杉並は今、外へ出てスポーツで体力をつける運動場が少なく、健康を作る為にも、三井グランドを、例えば室内でなく太陽の下で、サッカー、野球、年配者の体力作りのミニゴルフやゲートボール場等をぜひ作って下さい。マンションは絶対反対。これからは老人が増え人口も減るばかり。ぜひゲートボール場を作ってほしいです。(62才、女性)

皆さんのご意見、アイデアをお寄せ下さい。右サイドバーの一番下の方にある「メール送信」からお送り下さい。

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2005.06.23

「第3回住民の集い」 70人余参加で成功しました

 19日(日)高井戸地域区民センターにて住民集会を開催、「守る会」からは、区の「素案」がいう戸建て地区の建ぺい率50%、容積率100%が「良好な住宅地」なのか、実際どれくらいかを模型で示し、また大規模開発なのに道路は未整備のままであること、駅南口を開設しない矛盾などを指摘しました。アドバイザーの西田さんからは、「緑」保全についてと今後の進め方の具体的な提案がありました。
 意見交流の場では「反対ばかりでなく、提案があったことが良かった」などの声が寄せられています。今まで交流のなかった私たち住民が「この町をどうしていくか」交換できたことは、何よりの成果だったと思います。(当日資料をお分けします、「素案」200円、会の資料300円)

 「守る会」には多数の皆さんからご意見、アイデアなどが寄せられています。集会当日、参加された方から直接いただいた「グランドへの思い」を、ご本人の承諾を得ましたので以下に掲載します。

「三井グランドへのお願い」
                         
 すんなりと丈高く伸びたけやき並木の下の道を歩きながら、この風景が本当に変わってしまうのだろうかと残念な気持ちを抑えかねています。喧騒な都会の中ゆえに、掛け替えなく貴重な緑のオアシスだった一帯です。首都圏の第一線で働く者たちの疲れを、どれほど癒してくれたことでしょうか。大きな公園や広場のない杉並の中で、三井グランドと森の存在は、掛け替えのないものでした。2006年から、日本の人口は減少に向かうと言われていますのに、数年前からの傾向で、空き地と言う空き地に家が建ち、また高層マンションが累々と建ち上がってゆきます。何故だろうとかしげた首が戻りません。どんどん建ち上がっては居住者さがしに懸命の様子をみますと、少くも必然性があって建てられているのではないことが分かります。

 ここ2週間程の間に、新聞の折り込みで入ってきた貴社の住宅広告を抜き出してみましたら、浜田山グラフィオ、パークタワー東中野、ルネ成城、ルビネス中野レジデンス、ファインコート武蔵境と、5種もありました。この地域周辺のものだけですから、関東一円では相当な数だろうことは想像できます。何故こうも建てるのでしょうか。投資目的で買い込むケースが多くなっていることは承知していますが、物の乏しい時代に育ち、戦後の厳しさを乗り越えてきた私どもには、ただ勿体ないとしか考えられません。
 ノーベル平和賞のワンガリー・マータイさんが、日本人のこの「勿体ない」を、良い言葉と感心していましたが、必要以上のものが溢れている状態を、勿体ないと思うのは当然のことでありましょう。まして、建て込んだ住宅地の間にあって、おいしい空気がいっぱいの広場を、宅地にしてしまうなど、もったいないからやめてと叫びたくなるのも当然ではないでしょうか。

 住宅にしてしまえば、この素晴らしい広場は、住人となるほんの2000人余の方々の生活の場となってしまいます。遙かに多くの人たちに親しんでもらえる植物園とか公園とかは、レストランやその他を併設しても、企業としては割りに合わないのでしょうか。どんな立派な住宅も3~40年も経てば、修理或いは建て替えとなりますが、各地に残る名園は戦乱の時代を越え、なお幾星相を経て多くの人の足を向かわせています。さすがに三井不動産とうならせるようなアイデアが込められた自然園を造っていただけたらと切に思います。
 自然を残すことのほうが住宅建設よりは大変なのかも知れませんが、企業が社会的な公正や環境への配慮を企業活動に組み込む責任をCSRといい、いまや世界的な流行になっていると聞いております。週間東洋経済2月19日号に載りました上位130社の社会貢献活動調査票によりますと、貴社の評点は高くありませんし、新潟やインド洋災害への支援もされておりませんでした。グランドを緑の広場として残し、大気浄化に貢献されることでCSR評価を高められますように祈ります。

H17.6.19
高井戸地域住民(73才主婦)

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2005.06.13

6月19日(日)に「住民集会」開催

つぶすのは もったいない、今なら残す道はある

 三井の6階建てマンション計画(650戸と戸建50戸)は、この地域の住宅の高さ制限10mを20mに緩和しない限り、法的に建てられません。これを審議しているのが、杉並区の都市計画審議会です。5月30日の審議会では、各委員から、「周辺住民は中高層を望んでいない」「住民と協議しない区の案は、杉並区自治基本条例に反する」「区の公園面積目標に照らすと、もう公園は必要ないという根拠はない」などの発言が相次ぎました。7月に住民説明会、9月には「地区計画」原案が発表され、「公告・縦覧」が2週間あります。この間に、多くの住民が「高さ制限を絶対緩和するな」「区の案を白紙に戻して」などの意見書を提出すれば、審議会はこれに応えざるを得なくなります。

住民集会のご案内

届けよう住民の声、考えようわがまち

 6月23日に、守る会が区側と話し合いの場を持ちます。そこへ向けて住民のみなさんの意見をお聞きしようと思います。「都市緑地保全法などを活用して、市民と三井の協働による緑地管理をしては」「区民債やファンド作りはできないか」など、アイデアをお寄せください。多数の方のご参加をお願いいたします。

と き  6月19日(日) 午後6時30分から9時まで
ところ  高井戸区民センター3階 1・2集会室
第1部  ここが問題・地区計画素案
第2部  参加・協働によるまちづくり
  アドバイザー 西田穣さん(まちづくりに夢をつなぐ市民の会)
  〈意見交流〉
  知恵を絞ったアイデアを沢山出し合いましょう
資料代(区の素案) 300円   〈カンパのご協力をお願いします〉

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2005.06.01

杉並区の地区計画「素案」、都計審は「了」とせず

 30日午後3時から、都市計画審議会が開かれました。「三井上高井戸計画」についての区の「素案」が示されましたが、委員長は、素案を「了」とはしませんでした。全体の状況は、「あまりにお粗末な素案であり、出直してはどうか」というところで終わりました。概略を報告します(敬称略)。

木梨(自無) 「周辺住民の意見を十分聞いたのか?」
区 「一人地区計画なので、周辺住民の事業への参画は難しい。区として説明会を開いたので、そこでの声を反映している」
木梨 「素案については、区と三井だけで作ったという理解でいいのかな? あそこを第1種中高層住居専用地域にしてくれという声は、一つも聞いていない。説明会でそんな声は出ていない。駅から三井グランドまで、どの建物も3階までだ。柏の宮(旧新日鉄)だって抑えている。素案の方針に『周辺市街地と調和した……良好な住環境の維持・保全をはかる』とうたっているが、『地域と調和しない案を』出してきたな、という感じがする。規模や高さを制限したものでなく、緩和するものだ。とすると、ウソを書いていることになる。一旦緩和を認めれば、その時点で目いっぱい建てられることになる。
何年先になるか分からない道路、何も役立たない道路を作って、そのうちにマンションの方が建て替えになるだろう。とすると、都市計画道路というのはどういうことなのか。浜田山へ来て、地域をよく見て、地域に合った計画にするように」
山崎(共産) 「前回、何人かの委員が慎重にやれといった。なのに素案が出てきたことに驚く。民有地かもしれないが、区の地区計画を作るというのだから、住民の参画は当然のことだ」
区 「区は住民説明会を開いてきた。三井も説明会を開いてきた(それで意見を聞いた)」
山崎 「わざわざ、区が地区計画を作るのだ。『策定段階から住民参画をする』と、まちづくり条例、自治条例は決めている。なぜやらないのか?」
区 「まだ素案なので、縦覧とかで原案に反映していくということで、素案は変わっていく」
山崎 「説明を幾ら繰り返しても、それは参画とは違う。意見を聞くだけでなく、住民参画を保障して修正していくのか?」
区 (まともに答えられず)
山崎 「防災計画について聞く(区は「三井の第3回説明会の資料」を資料添付しているが)、今日、三井へ問い合わせたら『駐車場は、地下なのか地上なのか決まってない』といった。面積が不確定なのに有効避難面積が出てくるのか?」
区 「想定の範囲で考えるしかない」
山崎 「区が地区計画を立てるのだ。有効避難面積も区として押さえるべきだ。いやしくも素案を出したのだ。三井の資料に頼るのでなく、区としてしっかり出しなさい。それと、現状の建ぺい率・容積率と用途変更後の比較の数値がおかしい。ベタ開発の場合でも、三井は元々、森まで宅地にするといっていたのか。前回の説明では、そうではなかった。都市計画道路も当然差し引くべきだ。森や215号線の分まで、宅地の面積に入れて試算するのはおかしい」
区 「都市計画道路は、木造構造なら建てられるので、開発面積に入れた」
内田(学識) 「浜田山駅からグランドまでの間に、第1種住専地域がある。それをつなげて中高層にするなら意味も分かるが、グランドだけなぜ中高層なのか? 連たんできないのなら、安易に用途地域を変更すべきでない。補助215号線は、都から補助金がとれるが、どうか」
区 「いっさい補助金をもらわない。無償で区に提供してもらう」
内田 「区に寄贈してもらうということになると、逆に、立場が弱くなって容積率を緩めるんじゃないかという危ぐが出てくる」
横山(公明) 「大型ヘリが降りられなくなると、弊害は?」
区 「輸送力が落ちるということ。検討中で、どうするか自衛隊に確認している」
横山 「芝地は景観だ。景観法もできたが、どのように法が生かされているのか? 景観法では、建物も規制できる。その立場でしっかりやってください」
村上(学識) 「3つ聞きたい。1、公園面積について=杉並は、都立公園を含んで一人当たり平均1.85平方メートル(17・4・1現在)、23区内で20番目(16・4・1現在)。一人平均5平方メートルをめざすという区の方針からすれば、『区全体の公園の配置を見ても隣接地に柏の宮を整備したから、用地を取得する必要性はない』という区の説明は、買い取らない理由にはならない。2、215号線について=せめて井の頭線くらいまで延ばさなければ、意味がない。広域的な都市計画道路として位置付けがないのはいかがか。3、広域避難場所について=資料に示された面積(区が示した数値=三井の資料そのもの)は、公園(柏の宮)が何平方メートルで、(マンションとなる)私有地が何平方メートルになるのか、区分がない」
区 「有効避難面積の捉え方については、都の方に問い合わせている」
村上 「問い合せ中なのに、どうして資料として数値が出るのか?」
黒川(委員長) 「なぜ、三井側の資料をつけるんですか? (区として)責任あるものにしてくれないですかね」
区 (都市計画道路について答弁)「都の優先順位に入っていないし、区の事業計画にも入っていないので、全体的でない」
村上 「そんなことは、全体的な位置付けができない理由にならない」
黒川 「それぞれ聞いていると正しいようだけれど、総合的にはちょっと珍気だね」(計画はチャチという意味)
黒川 「次回、また説明願うということですから、次の議題へ移ります。いいですか」

◎都計審で「了承」とならなかったことが、お分かりいただけるでしょう。

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