杉並区への申し入れの回答は『対話拒否』(2/22)の区杉並区回答詳細編です。
多くが過去の文章とだぶる事をご了承下さい。
2月14日付で会が申し入れた四項目について、2月22日「まちづくり推進課 中島好招課長」の名で、回答がありました。これはその詳細です。
(会が申し入れた文章は、「区に対して申し入れを行いました」(2/15)です)
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平成17年2月18日
「三井グランドと森を守る会」
代表 下村 好代 様
杉並区都市整備部まちづくり推進課長
中島 好招
平成17年2月12日開催の「三井上高井戸グランドまちづくり」説明会にご出席いただきありがとうございました。お申し入れのあった4項目についてお答えいたします。
(以下、格子でしたので形式を変えて表します)
●申し入れ事項・・・・「申し入れ事項(平成17年2月14日)」を指す(会からの問い)
○回答・・・・・・・・「回答(平成17年2月18日)を指す」(中島好招課長からの回答)
●申し入れ事項(1)
説明会冒頭、会の録音了解をとられましたが、説明内容、住民意見全内容を正確に住民、杉並区議員に伝えるべく、情報開示をすることは当然かと思われます。早急に開示されること。その時期と開示方法をお答え下さい。
○回答(1)
現在、説明会の議事録を作成しておりますが、完成しだい情報公開制度に基づいて開示することになります。また、区議会に対しては説明会の概要を報告したいと考えております。
●申し入れ事項(2)
説明会会場での配布資料は、地図など区域がまったく判読できず、説明責任を果たしているとは到底言い難いものです。一部は従来区が発行している資料に掲載されているものですが、一般住民が所持しているものではありません。再度、地図情報が判読できる拡大した図を配布すること。その時期と方法をお知らせください。
○回答(2)
当日配布した資料は、ご来庁いただければご覧になることができます。なお、拡大図の必要な方には、別途、送付いたしたいと考えております。
●申し入れ事項(3)
短時間で行われる説明会では区の基本方針を住民が承服、理解できなかったことは、ご承知のことと思います。浜田山のまちづくりを進めるうえで、住民の意見を反映されることは既にご理解いただいていることと存じます。
「三井グランドと森を守る会」としては、今回の計画に関する「公開シンポジウム」を開催する予定ですが、まちづくり推進課ならびに防災課の説明責任を負える方の出席を求めます。道路、学校、広域避難場所、自然環境等々、区の考え方を明らかにする場に欠席される理由はどこにもないと思いますが、日時、方法など具体的な打ち合わせ事項も含まれますので、まず、会主催のシンポジウムにご出席意思があるかどうか、お答えください。また、万が一出席の意思がない場合、その理由も明示下さい。
○回答(3)
すでに説明会において区の考え方はご説明しておりますので、公開シンポジウムに出席の考えはございません。
●申し入れ事項(4)
1回だけの不十分な説明会で説明責任が果たせないことは、当然ですが、今後どのような形で説明・理解を求めようとしているのか、今後の区としてのお考えをお知らせください。
○回答(4)
今回の説明会にご出席できなかった方や、説明会の中でご不明な点がある方もいらっしゃると思いますので、今後リーフレットの回覧などで地域の皆様にお知らせいたしたいと考えております。
以上、お答えいたしましたが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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※この回答文章のPDFファイルはここからダウンロードできます。
今回は、この回答の中から次の疑問が湧きます。
(1)「回答(2)」で「拡大図の必要な方には、別途、送付…」とありますが、送付するためには住所・氏名が必要です。「防衛庁情報公開請求者リスト問題(毎日新聞Webから)」という不祥事事件が過去にありましたので、危機意識として個人情報の取り扱いが気になります。
(2)「回答(4)」で「今後リーフレットの回覧などで…」とありますが、リーフレットの定義は「(1)折りたたみ式の簡単な印刷物。(2)宣伝用の印刷物」(広辞苑より引用。まる囲み数字はOS機種依存文字のため使用不可)」とあります。従来から行われている方法では「町内会の回覧板」があります。また、費用はかかりますが新聞への折り込み依頼という手段もあります。それでは、何故今回の説明会の開催をこの方法で行わなかったのか?何故今回の説明会の開催の地域広報をこの手段を使って行わなかったのか?(新聞折り込みは、各新聞店で配達区域が担当ごとに分割されているので、折り込み物も区域分けする事が可能です=実際に2区にまたがる新聞店ではそれぞれの区の広報をそのように分けて折り込みしています)という疑惑が障じます。また、「情報源をインターネットに頼って経費節約のために新聞を取らなくなった単身世帯主の出現(りそな総合研究所HPから)」という、現代インターネット時代の背景もあります。そのような方々にはどのようにお知らせをするのか?(また、単身世帯主は「地域の皆様」に含まれているのか?)(また、そもそも主に賃貸アパートに住む単身世帯主は行政側から「地域の皆様」に含まれているのか?)という問題も残されます。
(追加 2/25)
(3)「回答(4)」で「今後リーフレットの回覧などで…」の問題では、リーフレットの定義を踏まえた上で、「『今後リーフレットの回覧などで…お知らせ…』という姿勢は、話し合いのポーズさえ見せないで決定事項を単に通知する一方通行的通告の態度」という視点を追加します。
これに欠けているのは「双方向=対話」です。杉並区自治基本条例は「対話」をうたった条例なので、「回答(3)」の文章の「説明会において区の考え方はご説明しておりますので…出席の考えはございません。」と記載されている事も踏まえ、明確な確信的条例違反の回答と言えます。