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2005.01.31

住民集会のお知らせ

「三井グランドと森を守る」住民集会のお知らせ
「三井グランド」の大規模宅地化計画を中止し
避難場所としてオープンスペース確保を

三井不動産(株)は、杉並区高井戸東1丁目の「三井上高井戸運動場(通称三井グランド)」を今年9月末に閉鎖し、約650戸のマンションと50戸の戸建住宅を建設する計画を発表しました。
 2万5000坪もの広大な敷地は、野鳥が飛来し、野草の花が咲き、タヌキも生息する都内屈指の自然の恵みに溢れたオアシスです。広域避難場所としても指定されている住民の命を守る大切な緑地です。70年にわたり維持され続けてきた緑地を失うことは子々孫々にわたり取り返しのつかない損失です。
 私たち「三井グランドと森を守る会」は、学識経験者、会社員、主婦などさまざまな層が自発的に立ち上がって結成した地域住民の集まりです。出来うる限りの力を出し合い、署名活動を続けながら、大規模宅地化計画を中止し、スポーツ施設等としてオープンスペースのまま保全、活用していくことを三井不動産、都や区の行政機関等に強く働きかけています。

失われた緑地は二度と戻りません。まずは計画の中止を
三井グランドは、現在、住宅地の中でも最も厳しい建築制限がある第一種低層住宅専用地域に指定されています。現行法のままでは、三井が計画しているマンションは建築できません。用途変更するには、さまざまな条件をクリアし、地域住民の合意を求めたうえで、杉並区と東京都の都市計画審議会に諮る必要があります。地域住民との話し合いなしに、現行法では建築できないマンション計画を発表、着工スケジュールまで公表したことを認めるわけにはいきません。用途地域変更を許さない、まずは計画を白紙に戻すことを強く働きかけていきましょう。

避難場所として保全を
三井グランド一帯は被災時に3万6600人の避難場所に指定されています。杉並区で唯一、救援用の大型ヘリも着陸できる平坦な緑地です。そこにマンションが建ち、ガソリンを積んだ700台以上の乗用車が駐車すれば、避難場所としての役割を果たせなくなることは明らかです。杉並区は防災のためにも「民間の大規模なみどり・オープンスペースの保全に努める」と宣言しています。そのことを遵守するよう求めていきましょう。

建設が始まれば静かな街は一変する。一企業の営利の問題ではすみません。
大規模工事が始まればおびただしい量の工事用車両が高井戸中学前をはじめ、住宅地に流入します。三井グランドに接する幹線道路は1本もなく、普通車すらすれちがうのがやっとの道路幅です。急激な人口増は学校、駅の乗降など大きな影響を及ぼします。解決しなければならない問題を何一つ協議しないで計画を進めることを許すことはできません。

今こそ、住民の声を。住民の力で次世代にわたり誇れる緑の街を
企業の私有地だからという声もありますが、地域住民が反対の声を強くあげれば、宅地化計画は必ず止められます。
三井側は説明会で「住民の声に耳を傾けて計画を進めていく」と述べ、行政も「住民の意向をふまえて検討していく」と繰り返し述べています。住民の同意なしに大規模開発を行うことは不可能です。次世代により良い環境を橋渡しするために、今こそ一人一人が声をあげていきましょう。


「三井グランドと森を守る」住民集会

宅地化計画を白紙に戻すためには、どのような方法が考えられるのか、さまざまな意見を出し合って、住み良い街づくりを共に考えていきませんか。住民の創意工夫とあきらめないという強い気持ちがあれば、きっと道は開けると思います。
「守る会」は資金も組織もない住民の集まりです。知恵も力も十分とはいえません。命と健康、自然を守るという一点で力を合わせていけたらと思っています。ぜひ皆様の知恵と力をお貸しください。

日時   2月5日(土曜日)午後1時半から4時まで
場所   杉並総合高校(旧桜水商業高校)3階和室

集会所の場所

 お問い合わせ・署名郵送先「三井グランドと森を守る会」
    〒168-0072 杉並区高井戸東1-1-35 下村方 電話090-3084-9324
    ホームページ http://blog.livedoor.jp/suginami_green

さらなる署名を引き続きお願いします
現在、杉並区議会議長宛と三井不動産社長宛に計画中止を訴える署名活動を行っています(1月23日現在、区へ7299人提出、三井宛3100人)。
ホームページから署名用紙をダウンロードできます。署名は大きな力になります。守る会宛てに郵送お願いします(切手代は大変申し訳ありませんがご負担して頂けるとありがたく存じます)。又、署名活動にご協力いただける方は、守る会までご連絡ください。署名用紙をお届けします

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2005.01.13

冬景色

Snow200412302004年12月30日の雪の日に撮影した風景です。
こんな広い雪景色がいつまでも身近に見られますように。
(画像の中央には、雪の下からモグラが顔を出した跡のモグラ塚が見られます=黒くもっこりした所)

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杉並版 「平成狸合戦ぽんぽこ」物語

tahuki-pair ヘーイ! おいら東京・杉並の都会ダヌキだーい!
新宿、渋谷から十数分。シモキタ、ジョージからなら10分とかからない都会のど真ん中、ここがおいらのすみかなんだ。
どっから来たって? 流れ者なんかじゃナイッスよ。
ほれ、よく「山の手」って聞くだろう?
ここは「浜田山」。文字通り、昔は山だった。
だから、新宿の高層ビルの明かりだって見えるんだ。
山を下って神田川を渡れば、江戸時代に「高井戸宿」としてにぎわった所に出る。
「そんな時代より、もっともっと古い家系だ」って、おじいさんがいってたから、さて、何代目になるものやら?

 おいらのうちは、ひろーい、ひろーい庭(7万平米=21000坪)を、ケヤキの大木70本と桜の老木が取り囲んでいるんだ。
ground-all
野球場が4面、テニスコートが13面、200メートルの陸上競技場があって、プールもある。子どもたちが遊べる芝生広場だってあるし、林もある。

wood武蔵野のままの森(1万3000平米=4000坪)だってあるんだ。
グランドじゃ、カラス野郎が、毎日土をほじくってる。
ムクドリなんか、数百羽の大軍で来て虫を食ってく。

mogura-ana朝になりゃ、モグラがあちこちで顔を出してる(おいらの好物なんだ)。
ミミズや虫たちがいっぱいいるってことかな(これも好物)。ヤブの中を歩いていると、シジュウカラ、メジロ、ウグイスが巣作りしてるね。
オナガやヒヨドリ、ジョウビタキやツグミ、モズやコゲラと、
まあ、年間数十種の野鳥が訪ねてきてくれる。退屈しないよ。

higanbana春には、ハコベやタンポポ、スミレ、オオイヌノフグリが、
夏はツユクサ、マムシ草、ヒルガオが、おいらの心を癒してくれる。
秋は、彼岸花で真っ赤に染まる群生地もある。
今は、珍しい「冬のハナワラビ」が梅林やツバキの下に咲いているよ。
森の春は、キンランやキイチゴが、秋にはキノコが一面に張り出してくる。
「平成狸合戦ぽんぽこ」にも、こんなシーンがなかったっけ?
どうだい、マイッタか!

 昼間は、たくさんのアスリートさんが来てにぎやかさ。
昼寝しながら、野球も見られるしサッカーも見られるし、ラグビーだって見られる。
rugby
Soccer-goal
そうそう、野茂選手だって来たし、貴乃花関だって来たんだぜ。スッゴイだろう。
あの時、ドロンしてサインもらっておけば良かったなあー。
テニスコートは、毎日、おじさん、おばさんの元気な声があがってるよ。
tennis
子どもたちの声が聞こえるときは、やっぱりいいね。
ほんでもって、みんなが帰れば、おいらの天下さ。

 一度来たいって? いいよ。
井の頭線(今、イノセンっていうの?)の浜田山駅から5分とかからない。聞けば分かる。
「三井上高井戸運動場」って表札があるから分かるよ。
地元の人は、「三井グランド」っていっているけどね。

 ところが、今大変なことが起こってんだ。
 大家の「三井不動産」ってのが、ここにマンション建てるっていい出してさ。
3階〜6階建て650戸と戸建50戸。周りのケヤキと桜と森を残して、
平地はマンションがビッシリ!
ほんでもって、「(仮称)高井戸計画街づくり構想」なんて言ってるの。
もうびっくり。ホント困ってる。来るなら、手助けしてくんないかなあ。

tahuki-esa 大家は勝手なものさ。大体、おいらの御先祖が暮らしてきた田んぼや畑をさ、散々使ってきて、後はお役御免と売り飛ばしてもうけようってんだ。人間って、そんな事しかできないのかね。情けないね。一言言ってよ。
今、インターネットとか何とかで、いくらでもできるんだろう? それやってよ。

tanuki-asiato「都心に近い緑陰のオアシス」なんて、銘打って売るんだろうけれど、マンション群のうえに地下駐車場まで掘られたんじゃ、モグ公も草花もおれたちも絶滅さ。水脈断たれれば、ケヤキだって立っていられねえ。大体、こんな自然が東京に残されているなんて、奇跡じゃないの? だったら、もっと大事にしてよ。

少年サッカーチームは東京に700〜800あるって? グランド不足で困ってるって話じゃない。大家も「閉鎖的だった」て認めているんだから、もっとオープンンにして、Jリーグの選手を招いてサッカー教室を開いたらどう? 人気出るよ。テニスも野球もサッカーもラグビーも末永く使えるじゃん。おいらも安心。やっぱり、スポーツマンの元気な声と子どもたちの歓声がいいなあ。
これが、おいらのお願いさ。いうこと聞いてくれないなら、「いっちょやるか」って相談しているところ。
そう、「平成狸合戦」を。 化けてやるぞー!

【目撃談・2004年の証言】
(1)「朝早く門を開けにきた時、ちょくちょく見るね。陸上競技場のトラックの芝の所にいる事が多いね(春との事)」(従業員)
(2)「3月深夜、仕事帰りに森の入り口で出くわした」(レストランの男性)
(3)「塾帰りの夜9時ごろ、柏の宮のお稲荷さんのところから、三井グランドに入っていった」(高井戸中学の女子生徒)
(4)「9月8日の夜9時頃、グラウンドの東南の四つ角で、足もとを横切って三井グランドに入っていった。子ダヌキだった」(主婦)
tanuki-map

【タヌキの写真説明】
(1:一番上)1994年8月 三井グラウンドから200メートルと離れていない、桜水商業高校(=当時、現・都立杉並総合高校)の側溝から顔を出したところ。同校の敷地にエサはなく、三井グラウンドから移動してきたことは間違いありません。
(2:下から3つ目の写真)同じく1998年8月、民家の裏に顔を出して、おにぎりをくわえていくところ。
(3:下から2つ目の写真)04年5月8日朝、同グランド中央の桜並木の下に残されていた足跡。爪型がはっきりしている。タヌキはイヌ科、グラウンドに野良犬はいません。ネコは、こんな足跡ではない。
(注)タヌキの寿命は、(動物園のように食べ物が十分なところは別として)野生は、6、7年とのこと(「合戦」の監修者) 。
野生タヌキが、何代にもわたって生息できていることはすごいこと。ということは、「三井グランド」が人間にとっても貴重な大地なのです。

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2005.01.05

署名数ご報告

あけましておめでとうございます。
皆様の署名数が04年末の時点で約6,000名分あつまりました。
まだまだ追加で募集中です。
当ブログのメインメニューから、署名用紙のページにいって署名用紙をダウンロード、プリントアウトし、お手数ですが会まで送付ください。
署名は2種類ありますので、双方とも記入いただければ幸いです。
送付先はダウンロードした用紙に書いてあります。

署名にご協力いただいた皆様、ありがとうございます。

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タヌキの里を開発から守れ/東京・杉並から発信

tahuki-pairどこか田舎の話ではありません。首都東京の杉並区に、こんな自然があったのです。今、巨大マンション開発の危機にさらされています。東京・杉並区高井戸東1丁目にある「三井グランド」に野生のタヌキが生息しているのです。戦前から今日に至るまで、がんばってきたタヌキたちがピンチ。タヌキの目撃者は沢山います。目撃談と写真を紹介します。
【証言】
1) 三井グランドに隣接する高井戸中学校の生徒たち(卒業生)は、かつて、昼間に校庭を横切る姿を何度も目撃してきました。十数年前には、すぐ近くの常盤ケ丘幼稚園の床下に巣作りをしていて、テレビでも紹介されたことがあります。「三井グランド」の中にあるプール際に座っているところが映像に流れたことも。同グランドから徒歩4分の京王井の頭線・浜田山駅のホームの下に出たということで大騒ぎになったことも。駅近辺の方に聞いてもらえば確認できるでしょう。夜、駅のホーム前方に立って、線路の側溝から顔を出す姿をよく見かけたともいいます。
2)『どっこい生きている-東京の野生動物』(中島るみ子著/文春文庫ビジュアル版)に出てくる「都立桜水商業高校の校庭に生息している」(もう過去の話となったが)というのは、実は、「三井グランド」が発信地(グラウンドと200メートルと離れていない)。(証拠写真1)
3) 「三井グラウンドから興銀グラウンド(現:柏の宮公園)へと、道路を横切るところに何度も出くわしているよ。初めて見たのは、1976年2月のことだから、もう30年近くになる。家族も近所の人も目撃しているよ」。
最近はこんなこともなくなり、ついに絶滅したかと思いきや、「どっこいタヌキは生きていた」。
4) 最近の証言。今春以来、「深夜、森の入り口で出くわした」「夜9時ごろ、柏の宮のお稲荷さんのところから、三井グランドに入っていった」といった目撃者がいます。近所の主婦は、今年9月8日の夜、グラウンド東南の四つ角で、自分の足もとを横切って三井グランドに入っていくのをしっかりみています(子ダヌキだった)。

【写真説明】
tahuki-esa
tanuki-asiato上段 は、1994年8月、三井グラウンドから200メートルと離れていない、桜水商業高校(=当時、現都立杉並総合高校)の側溝から顔を出したところ。同校の敷地に長年生息できる条件はなく、三井グラウンドから移動してきたことは間違いありません。
下段左 は、同じく1998年8月、民家の裏に顔を出したところです。
下段右 は、一番最新の確証で、2004年5月8日、同グランド中央の桜並木の下で発見したもの。足の爪跡がはっきりしています。(野良)ネコは、こんな足跡ではありません。明らかにタヌキの足跡です。タヌキはイヌ科です。グラウンドに野良犬はいません。

 「三井グランドと森」に野生タヌキが何代にもわたって生息していることは間違いありません。こんな都心で野生動物が生き続けているということは、人間にとっても貴重な存在なのです。

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